まっすぐ立つ、歩く、振り返る——イラストで最も使う機会が多いのに、いざ描くと重心や肩の傾きが狂いやすいのが立ちポーズです。ここに載せたポーズはモーションキャプチャ(CMU MoCap)由来の自然な姿勢が中心なので、棒立ちにならない「生きた立ち姿」の資料として使えます。
気に入ったポーズはクリックすると、3Dデッサン人形がそのポーズの状態で開きます。
回転させて横・後ろ・俯瞰から確認したり、関節を動かして微調整したりできます。無料・登録不要。
立ちポーズが棒立ちに見える最大の原因は、左右の肩と腰が水平のまま描かれていることです。人が自然に立つとき、体重は必ずどちらかの脚に多く乗り、体重が乗った側の腰が上がって、肩は逆に下がります(コントラポスト)。資料のポーズを3Dで回すときは、まず正面から肩のラインと腰のラインの傾きが「逆ハの字」になっているのを確認し、その傾きをラフの段階でアタリに反映してください。
もう1つ狂いやすいのが重心線です。首の付け根(第7頸椎あたり)から真下に線を下ろしたとき、その線が接地している足(または両足の間)に落ちていれば安定して見えます。俯瞰・アオリの構図で描く場合は、真横と真上からもポーズを確認して、足の位置関係を立体で把握してから描き始めると崩れにくくなります。